ペイオフとは何か?

紹介しよう「銀行の経営なんてものは銀行に信用があって順調に進む、もしくはそこに融資するほど値打ちがないものだと判定されたことでうまくいかなくなるかの二つしかない」(モルガン・スタンレー、ローレンス・マットキンの言葉)
いわゆる「失われた10年」が指すのは、国やある地域の経済が約10年の長い期間に及ぶ不況、さらには停滞に見舞われた時代を意味する語である。
覚えておこう、デリバティブというのはこれまで取り扱われていた金融取引や実物商品または債権取引の相場変動によって起きる危険性から逃れるために考え出された金融商品全体をいい、とくに金融派生商品と呼ばれることもある。
きちんと知っておきたい用語。金融機関のランク付けについて。ムーディーズなどで知られる格付機関が金融機関など国債を発行している政府や、社債などの発行企業に係る、債務の支払能力や信用力などを一定の基準に基づいてできるだけ公平に評価するという仕組み。
覚えておこう、ペイオフ⇒唐突な金融機関の破産・倒産によって、金融危機に対応するための法律、預金保険法で保護するべき個人や法人等、預金者の預金債権(預金保険法の用語)に対して、預金保険機構が保険給付として預金者に直接支払を行う制度です。
FX(外国為替証拠金取引)とは、要は外国の通貨を売買することで証拠金の何倍もの利益を出す取引のこと。FXは外貨預金や外貨MMFなどに並べても利回りが良いうえ、手数料等も安いという特徴がある。FXをはじめたい場合は証券会社またはFX会社で始めよう!
聞きなれたバンクという単語はもともとイタリア語で机やベンチを意味するbancoが起源であるとの説が有力。ヨーロッパ最古(おそらく世界最古)の銀行はどこなのか?15世紀初頭に豊かなジェノヴァ共和国で生まれ、領土の統治にも関与していたサン・ジョルジョ銀行とされている。
タンス預金の弱点⇒物価が上昇している(いわゆるインフレと呼ばれる)局面では、価格が上がった分お金の価値が下がるという現実。たちまち暮らしに準備しておく必要のないお金は、ぜひとも安全で金利が付く商品に資金を移した方がよい。
昭和14年制定、平成7年改正の保険業法により、保険の取り扱い・販売を行う保険会社は生命保険会社あるいは損害保険会社、2つのうちどちらかに分かれ、これらは内閣総理大臣による免許(監督および規制は金融庁)を受けている会社を除いて設立できないきまり。
北海道拓殖銀行が営業終了した1998年6月、大蔵省銀行局や証券局等の所掌していた業務のうち、民間金融機関等(民間資本によって運営される銀行等)の検査・監督に関するもののセクションを分割して、旧総理府の内部部局ではなく新たな外局として新組織、金融監督庁を設けることになったのです。
【用語】外貨MMFの内容⇒現在、日本国内で売買可能な外貨商品である。一般的に外貨預金よりも利回りがかなり高く、為替の変動によって発生した利益が非課税であるという魅力がある。証券会社で購入可能。
北海道拓殖銀行が破綻した翌年の1998年12月、総理府(現内閣府)の外局として大臣を組織のトップである委員長にする機関、金融再生委員会を設置し、民間金融機関等の検査・監督を所管する金融監督庁は平成13年1月の中央省庁再編までの間、金融再生委員会の管理下に約2年半据えられていたのだ。
実は我が国の金融・資本市場での競争力を強化する為に行われる規制緩和のほか、金融制度のますますの質的向上の実現のための取組や業務を積極的にすすめる等、市場環境と同時に規制環境の整備が常に進められていることを忘れてはいけない。
はやぶさ」の無事帰還が話題になった平成22年9月14日、日本振興銀行が前触れもなく破綻してしまった。この破綻で、このときはじめてペイオフが発動することとなり、3%(全預金者に対する割合)程度、それでも数千人が、上限額の適用対象になったと推測される。
ゆうちょ銀行(株式会社ゆうちょ銀行)のサービスは法律上、郵便局時代の郵便貯金法での「郵便貯金」の定義による取り扱いではなく、一般的な金融機関と同じ、銀行法の規定による「預貯金」に準拠するサービスなのだ。